すべては上質な水から
京都の天然軟水で特別なヘッドスパを
【水の恵みが紡ぐ歴史】
軟水は「女水」と称され、そのやわらかさが日本酒・ウイスキー・京豆腐・西陣織などの高品質な製品の誕生に寄与してきました。
胡蝶庵のヘッドスパも、この軟水の優れたやわらかさと浸透性を活かし、頭皮と髪に上質なケアを提供します。
水道水に隠された化学反応
水道水が美味しい理由はミネラル配合によるもの。
しかし、そのミネラルで化学反応が起きていることは知られていません。
その化学反応はふたつ。
まずひとつ目は『金属石鹸』の発生
シャンプー剤成分とミネラルが化学反応を起こし、髪にゴワつきやパサつきを起こします。
金属石鹸は泡立ちを妨げるため洗浄力が低下し、摩擦でキューティクルに微細なダメージを繰り返し与えます。
ふたつ目は『ケラチン結合』
髪の主成分は約85%がケラチンタンパク質で構成されており、髪の強度と弾力性を支えています。
しかしこのケラチンタンパク質とミネラルが結合して、髪が硬くなりしなやかさを失います。
これらの化学反応は、ヘアカラーやパーマの薬剤浸透を妨げ、薬剤残留にも影響を及ぼします。
軟水の良さ
軟水は、ヘアカラーやパーマ後のアルカリ性に傾いた髪を、弱酸性に近付ける効果があります。
髪バランスを表記するpH値の図
◆髪と肌の弱酸性と薬剤のアルカリ性
髪と肌は弱酸性を保っていますが、多くの薬剤は真逆のアルカリ性で構成されています。
それは、アルカリ性に傾けることでキューティクルが開き、薬剤を浸透させる目的があるからです。
◆水道水の中性性と弱酸性の回復期間
薬剤を洗い流すと「pH9.0」までは戻りますが、水道水の中性「pH7.4」には戻りません。
キューティクルに残留した薬剤の影響で、弱酸性に整うまで約一週間を要します。この期間は髪の強度が弱くなっているので注意が必要です。
さらにワンランク上へ
髪を最短で弱酸性に戻す方法
胡蝶庵の軟水はカルシウムを含まない「pH6.7」。これだけで髪と頭皮がツヤやかに整いますが、さらに炭酸を加えることで「pH5.0」に限りなく近付き『弱酸性上質湯』となり安定します。
「水」を考えたとき
1200年の時を超え、今もなお、豊かな水脈から湧き出る極上の軟水。
歴史からわかるように、このすばらしい京都軟水の恩恵を、お客さまに届けたい。
※水質検査済