腸が美容細胞を生み出す
◉美容細胞は肌=顔で作られていません
【どこで?】
あまり知られていませんが美容細胞は「腸」で作られています
【いつ?】
睡眠中
【?…でもお肌はきれいになるよ?】
そうです。睡眠中に全身の末端まで運搬され回復済なのです
➤では、腸がなぜ必要箇所を察知できるのか?
それは『自律神経の働き』があるからです
腸の7つの働き
◉腸の働き「7つ」
消化・吸収・排泄・解毒・浄血・免疫・合成
ここで「合成」の働きを見てみましょう
合成とは「ビタミン・ホルモン・酵素」を作り出すことをいいます
✤筋力が落ちたから成長ホルモンを作って!
✤気分を上げたい!セロトニンを増やして!
✤肌荒れしそうだからビタミンを生成して!
✤紫外線を浴びたから美白酵素を出して!
このように不足を補うため、睡眠中に製造➤運搬➤修復➤回復まで行われているのです
わたしたちの体って素晴らしいですね!
不足の伝達機能は『自律神経』の中の、睡眠中のみ活動する「副交感神経」が命を繋いでくれています
脳と腸の切れない関係性
◉睡眠中につくられた様々な細胞は、「脳の司令を受けて」眠っている間に必要箇所に届けられます
自律神経の中の「副交感神経」の働きです
➤脳から腸へ〜
➤腸から脳へ〜
このように脳と腸が睡眠中に「情報伝達」を行ってくれているおかげで生きています
「腸は第二の脳」と呼ばれるのは当然ですね
(※正しくは【脳腸相関】といいます)
・成長ホルモンが少ないな〜
・ビタミンが減ってきたなぁ〜
・毒素が溜まってきたかも〜
・消化酵素が届かないな〜
自分では絶対にわからないことを、病気になる前に体内機能が整えてくれているのです
きっと、腸と脳はこう叫んでいます
「早く寝ろ!」
睡眠の質を高める
わずか20分でも「眠りの質」が良ければ約8時間の睡眠に匹敵すると言われています
◉何時間寝たか?ではなく「睡眠の質」が問われます
【イマイチな睡眠】
✕ 何度も目が覚める
✕ 寝る直前までスマホ
◉睡眠の質が悪い方は…
➤室内灯を消して真っ暗にする
➤湯船に浸かる
など、脳に夜を認識させるために人工の光を遮断したり、体内を温める湯船や温かい飲み物で血管を広げる工夫で改善されます
きれいは後回し
【眠りの質を上げる】
◉美容はまず「心にゆとりと体が健康」でなければ叶えられません
➤心と体が疲れていると、本来、美容に充当されるはずの成分が生きるための内臓疲労回復へ充当されてしまうからです
体はきちんと優先順位を把握しています
【キレイの敵】
敵は「質の悪い食事」・「質の悪い睡眠」・「体のコリ」
自律神経だって老化する!
20代と比べ40代は半分!50代には1/3のパワーに…